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The Favourite (2018)

ちょっと前になりますが、やたら評判がいいので見てきた映画です。
監督が”The Lobster”のLanthimosなので、ダーク覚悟で行きましたが、ダークだけじゃなくコメディでよかったです。
タイトルそのまんまで、女王の「お気に入り」の座を巡る女の泥試合です。史実に基づいたフィクションです。

1702年、王の死により37歳で女王となったAnneと、その側近のSarah 、Sarahの従妹のAbigail。
映画の中ではAnne、Sarah、Abigailはレズビアン関係にありますが、実際そういう「噂」はあったそうです。SarahがAnne女王にたいしてかなり力を持っていたのは事実。AbigailがAnne女王からかなり寵愛をうけていたのも事実。SarahとAbigailが時々険悪になっていたのも事実なので、フィクションであってもかなりありえる話なのではないでしょうか。ただSarahはかなり高齢まで生きていて、映画よりはずっと幸せな人生だったと私は思います。



「お気に入り」といってもそこは王の座にいる人間。また厳しい時代の話で、出世競争から転がり落ちれば待っているのは地獄です。女の戦いはどんどん過激に、下劣になっていき、またそこが見ものです。

まあでもいくら権力があろうが、人格に問題がある人の「お気に入り」になったところでロクなことはない、という感想です。
トランプの側近を見てて日々感じていることですが。

また女三人の演技が見ものと言われていて、エマストーンもレイチェルワイズもまあ良かったえすけど、Anne女王役の人が一番良かったわ。


2018.12.18 / Top↑
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まだまだ移動生活が続くことになり、気が重く胃が痛いです。
といっても、週末はNYCに帰ってくるので、テニスしたり体を動かすようにしたい。

ところでMission: Impossible – Fallout、IMAXで見てきた。
特大画面だし、アクション凄いしまったく飽きずに楽しめました。


前作、Mission: Impossible – Rogue Nation がシリーズ最高傑作だと個人的には思うのですが、その続きのようにもなっているので二重に楽しめた。アクション映画なので内容はそれほど期待していないのですが、今後あるならメンバーの入れ替えが気になるところ。。ちなみシリーズで好きなのは1と4と5と今回の6です。2と3があまり好きではない。特に2はいらない。。

それにしてもトム・クルーズかっこいいなあ。。
56歳で顔見るとそれなりに年取ってるし、身長もそんなに高くないのに、オーラなのか存在感なのか、大きくエネルギッシュで若々しい。最近番宣でトークショーにも出まくっていたけど、どれみても礼儀正しいし、素敵だった。

おやつ。
先日(July 30) はチーズケーキの日だったのですがみなさんちゃんと食べましたか?
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2018.08.02 / Top↑
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見てきました。
どうしようかなあと思っていたのですが期待値が低いのでむしろ楽しめたし、いろいろ思うところがあって行ってよかった。



躊躇した理由ですが、「ブッククラブ」といいながら読む本が
”Fifty Shades of Grey”なので、まあまちがいなく【Sex and the City シニア版】だろうな、と。シニアの性生活とかフィジカルな絡みとかわりと多いですけど、個人的にあまり好きではなくて。

でもですね、いやらしさはなく、えげつなさもなく、笑える範囲内での下品までいかない絡みでした。それよりも老いに向かう悩みとか友情にポイントが置かれていましたよ。

ところで私、初日に行ってきたのですが、「ぶち込み!」でした。たぶんターゲットがアメリカで一番映画を見るといわれている世代だからでしょう。映画の中の女性たちの設定も67-8歳で、来てる人たちもみなそれくらいでした。ちょうど私の母親世代ですが、40代の私も楽しめたので、まあざっくりと中年女性向け映画です。お友達同士で来ている人も多く、みなさんゲラゲラ笑っていました。

ちなみに出演者の年齢も一応書いておきます。

ダイアン・キートン1946年生まれの71歳!
ジェーン・フォンダ1937年生まれの80歳!!!
キャンディス・バーゲン1946年生まれの71歳
メアリー・スティーンバージェン1953年生まれの64歳

ジェーン・フォンダは奇跡の80歳です。これだけを見に行ってもいいくらいです。

男性陣いきますね。
ドン・ジョンソンが1949年生まれの68歳
アンディ・ガルシアが1956年生まれの62歳
ちなみにドン・ジョンソンって私の高校時代のアイドルなんですけど(もちろんマイアミバイス!)、母親と同い年だったのか・・・

内容はまああって無いような、トレイラーで見て想像つくようなもだと思って良いと思います。

昔から友達の仲良し4人組。社会的にもそれなりに成功し、得るものは得たけれど、老いを前にして少々凹むことも多くなった。わいわいきゃあきゃあと悩み、励ましあい、笑い、語り。いろいろ変わったけれど、実は何も変わらない。恋に悩み、恋に迷い、家族ともめて、生き方を見つけなければならない。キートンの言う通り、年を取ったとしてもまだまだ学習の過程にいるのです。まだまだ人生これからなのです。

あんまりレビューや評価は高くないですが、40代以降の中年女性は楽しめるし元気の出る映画だと思いますよ.

それにしても、70代80代がラブコメの主役をする時代が来るとは思わなかったなあ。。


2018.05.19 / Top↑


"...and now I see at last, Constantine, that in our sort of work, whether we are actors or writers, the chief thing is not fame or glory, not what I dreamed of, but the gift of patience. One must bear one's cross and have faith. My faith makes me suffer less, and when I think of my vocation I am no longer afraid of life!"



チェーホフは大好きですが、戯曲を本で読むのが嫌いです。戯曲はやはりお芝居で観たい。できれば舞台で、無理なら映画で、上演されたらできるだけ見たいと思っています(The Cherry Orchard

昨日からパリスシアターで上映された"THE SEAGULL"。金曜初日の朝マチネを見に行ったのですが、結構混んでいて驚いた。配役もいいし、チェーホフの代表作だからでしょうか。

チェーホフの4大戯曲の中でも一番有名な「かもめ」。大女優を母に持つ作家志望の息子コンスタンティンとその恋人で女優志望の若い娘ニーナ。二人は成功して恵まれた大人たちを見ながら、自分たちも「何か」を達成したいし、「何者」かになろうともがいています。

コンスタンティンの母で大女優アルカージナと、その恋人で売れっ子作家のトリゴーリンはセレブ階級にいます。屋敷の同居人で一年中喪服を着たマーシャと貧乏教師ドヴェジェンコは夢も希望もない現実に生きています。ニーナとコンスタンティンはそのどちらにも転がれる感じです。セレブ願望は強いが才能にかけるニーナと、才能はあるけれど自信がなく自分がどうしたいのかさえ分からないコンスタンティン。現代でもわりとよくいる普通の若者のようにも思います。

夢みがちで、思慮に欠け、だまされやすく、最後はボロボロになるニーナが、私はかなり好きです。

自分はいたずらにもて遊ばれて捨てられるカモメではなく女優だと、頑張って自分に言い聞せる弱さと強さがある。冒頭の引用も彼女のもので、一番好きなセリフです。それに考えてみれば、十数年後、ロマノフ王朝が終われば特権階級は厳しい現実に直面します。その時、早々と地主の娘をあきらめ、修羅場をくぐり、自分の生きる道を見つけたニーナは、やっぱり正しかったのではないでしょうか。

現実は厳しいけれど、安易なセレブ風の暮らしには意味はなく、自分を信じて耐える強さこそに価値がある。現代こそ見直されるべきメッセージではありませんか。






2018.05.13 / Top↑
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amcで月曜9時に放送されている新番組の”The Terror”。毎週楽しみにしていて、さらに週末にオンディマンドでエピソード1からもう一度見直してしまった。周りにあまり見ている人がいない。どなたか見てますかね?

好きなジャンルのゴシック系(閉じられたダークな世界)に加え、舞台が寒い北国(つうかもろ北極)、その上で史実を元にしたお話。

1845年イギリス。西側の海路の開拓で派遣された2艘の軍艦"Terror" と"Erebus"は、カナダの北の入り組んだ湾の辺りで氷った海で身動きがとれなくなります。

極度の寒さとストレスにさらされた百数十人の男達は、飢え、病気、反乱、エスキモーとのいざこざ、北極熊?、カニバリズムとまさに地獄を見ることになる。

原作は2007年に出版された Dan Simmonsのヒストリカルフィクションが元になっていて、総指揮にリドリースコット氏。まあリドリースコットは監督をしないと意味ないですが。

原作である小説が2007年に完成されていますが、実はこの2艘の軍艦は、最近調査隊によって発掘されました。"Erebus"は2014年に、そして"Terror"は2016年。これによって新たに変更された箇所もあるそうです。発掘された"Terror" と"Erebus"の記事は探すといろいろ出てくるので、これはこれで興味深い。

しかし下手なホラー小説や映画よりもよっぽど怖いです。閉鎖感が半端ない。そしてこれが実話だとは。私はガタガタ震えながら見てます。見てるだけでそこ冷えしてくるんだもの!

二人の艦長も興味深い。タイタニックの時もそうだけど、艦長の思わくと性格が、船舶という一つの世界とそこで生きるしかないクルーの運命を決めてしまうというのがすごい。理不尽であると同時に不条理な人生の縮図に見入ってしまうわけなんですが。

それにしても"Terror"とか"Erebus"とか名前にするセンスがよくわからない。"Terror"はそのまんまだし、"Erebus"はギリシャ神話の暗黒の神みたいな意味ですし。もっと縁起の良い名前にしようよ・・

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2018.04.23 / Top↑
ホテル暮らし中も、映画館には行ける範囲で行ってはいましたがでもあんまりねー。

そうこうしているうちに大好きなリンカーンシネマプラザがなくなり、、ぶつぶつ、、あーあ。

今回のアカデミーですが、
"Three Billboards Outside Ebbing, Missouri"と"Shape of Water"の一騎打ちという感じでしたが、両方とも私もすごく見たくて、ほぼ公開と同時に見ました。というか年末年始に映画館で見た映画はこの二つだけという。

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どちらも面白いんだけど、個人的はに作品賞を取るのは"Three Billboards Outside Ebbing, Missouri"の方だと思っていたけどなー。人間ドラマで、善も悪も憎しみも友情もすべて絶妙なバランスで描けていてすごく良かった。

"Shape of Water"もいいんだけど、誰にでもおすすめという感じではないです。私はトロ監督が結構好きみたいで、過去の作品は全部見ていますが(しかもほぼ全部映画館で見ている・・なんでだろう)、彼のベストでもないように思うなー。でも愛がテーマだし、映像美は変わらず天才的だし、なんだろう大人のファンタジーというのか、エロとグロもいい感じに混ざり合って。登場する魚人間は、色といい目のくりっとした感じといい、完全にサンリオのハンギョドンでちょっと笑った。でも小さいお子様と一緒に見ない方がいいですよ。

"Shape of Water"を思い出していたら、卵が食べたくなってきたので卵サンドを作る。映画の中では卵がとても効果的に、象徴的に使われています。

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2018.03.11 / Top↑


ブラックスワンとか好きなのでダーレン・アロノフスキー監督の新作"Mother!"を見てきました。

が、

長々感想を書いたのに、別タブひらいて消してしまいました。

携帯だと自動的には保存されないの?二度目です。もう一度書く気になれないっす。

感想だけ簡単にいうと、メタファーだとわかっていてもとてもイライラする映画なので特におすすめしないかな。長々感想を書いたくらいなので思うところはたくさんあるけども。

あとジェニファーローレンスはちょっと役にあわないような....

今日のおやつ。
プリン美味しい。
2017.09.23 / Top↑
昨晩から、ツインピークスの新シリーズ(シーズン3?)がShowtimeで始まりました!
25年前、めちゃくちゃはまったドラマなので楽しみに待っていました。

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Showtimeはアマゾンチャンネルで入った方がちょっと安かった。最初の4エピソードが一気に見れた。

デビッドリンチ節は健在です。今時この映像、この間の取り方(笑)。他の監督の作品だったら怒るわワタシ(笑)。次のエピソード5は6月4日放送で、そこからは毎週日曜日に1本ずつ、しばらくやるみたい。た、楽しみだ・・

25年も経っているのでみんなかなりおじさんおばさんになっていていたけど、懐かしい。デビッドリンチ本人と、カイルマクラクランは年のわりには若い。

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今回のシーズンですが、内容は完全に1と2の続きになってます。シーズン2はほとんどデビッドリンチが監督をしていないのでグダグダになっていたけど、一応まるっと続きは続きですね。まだまだ全然わけがわからないけれど、グロさがアップしているのでそこは注意かな。デビッドリンチはえぐいけど笑えるので、そこは期待していいと思います。

ツインピークスの何が好きだったかというと、独特の雰囲気と音楽とミステリアスさと食べ物のシーン。夫とは10代の頃からつき合っているので、25年前も一緒に見ていましたが、あの時はよくドーナツを買っておいたものだ。チェリーパイもこの映画でみて真似してつくったなあ・・夫に喜んでもらいたくて。可愛かったな自分。あれから25年だよ(´・_・`)

ドラマを見ながらのおやつタイム♪はもちろんチェリーパイです♪

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2017.05.23 / Top↑