Day 1

先日ひとりでボストン旅行をしてきました。
4泊5日。備忘録を兼ねた写真記です。
英語も微妙な中年主婦の一人旅編です。

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出発。
ペンステーション(NYC)からボストンまでは、アムトラックで行きます。
ちょうどきっかり4時間、料金は片道65ドルくらいでした。

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予定通り。夕方到着です。

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宿はマリオット・ホテル。アムトラックの駅を降りると、目の前にニーマンマーカスなんかも入ってるショッピングモールがあって、ここを通るとそのまますぐホテルのロビーまで行くのでとても便利でした。
プルデンシャルセンターにも繋がっているので、夜遅くまで安全だし、食事は困らないし、スタバやブックセンターもあるので暇なら徘徊もできる。外に出なくて用が足せるので雨も気にならないし便利でしたよ。

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窓からの景色。住宅街なので、全体的に昔の趣が。
高いビルなどないので、教会が目立ちます。

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夕食にはまだ少し早いので、ホテルの周りを少し散歩します。
住宅街は、ニューヨークとロンドンを足して2で割った感じです。
ニューヨークにはこのアカデミックな落ち着きがないけれど。

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アメリカ最古の公園、ボストンコモンの有名なスワンボート。
この公園は滞在中毎朝訪れたので、後で詳しく。

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こちらはチャールズ川。
この川の向こうにMITがあって、そのさらに先にハーバードがあります。

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こちらはトリニティ・チャーチ。
礼拝もツアーも終了したとのことなので、後日訪れることにしました。

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ウロウロしていたらあっという間に7時。夕食です。
ボストンといえばクラムチャウダー。ということで、
出かけに目に入ったプルデンシャルセンター内にあるLegal Seafoodで。

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もちろんその前にサミュエルアダムス。

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貝♪な気分だったので、あさりのフライみたいなのと、
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クラムチャウダーを頂きました。美味しかったです。

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8時前にはホテルに戻り、お風呂に入って、ゆっくり読書た~いむ!
ある意味これが、旅の楽しみの一つでもある。
真っ白なパリっとしたシーツで、誰にもじゃまされず読書。
いや、別に普段旦那が邪魔ってわけじゃないですけど・・


(続きます)

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Title: The Fault in Our Stars
Author: John Green
Publication date: 2012


Whenever you read a cancer booklet or website or whatever, they always list depression among the side effects of cancer. But, in fact, depression is not a side effect of cancer. Depression is a side effect of dying.

”I'm in love with you, and I know that love is just a shout into the void, and that oblivion is inevitable, and that we're all doomed and that there will come a day when all our labor has been returned to dust, and I know the sun will swallow the only earth we'll ever have, and I am in love with you.”
― John Green, The Fault in Our Stars 


本のタイトルは、シャイクスピアのジュリアス・シーザー、"The fault, dear Brutus, is not in our stars, But in ourselves, that we are underlings."(ブルータスよ、過ちは我々の運命ではなく、我々自身にあるのだ)にひっかけられています。

Hazel Graceは16歳、末期の癌患者です。薬で延命治療がとりあえず成功しているけれど、同時に生活すべてが延期されています。学校にも行けず、友達もなく、もう子供でもないけれど、女性としての未来もない。死を延期してるのか、それとも死を待ってるのか、ある意味分からない日々です。そんな中、親に無理矢理行かせられた癌の子供が集まるサポートグループで、Augustus Waters(Gus)に出会います。片足を失った元バスケット選手で、彼に出合い、Hazelの人生は動き始めます。

笑いあり、涙あり、YA向けなので読みやすく、一度読み始めるとぐんぐん読み進んでしまいます。キャラクターがそれぞれみんな好感が持て、特にAugustus が最高で、Hazelじゃなくても恋しちゃいそうです。ちょっと横ですが、Augustus がHazelを呼ぶ時、フルネームで呼ぶのだけれど、それがすごくいいんですよ。

もう一人の重要な人物は、Hazelが座右の書と崇めている"An Imperial Affliction" の作者Peter Van Houtenです。非常に入り組んだ興味深いキャラクターで、彼を通して作者は、質問に答えないことで答えるという離れ業をやってみせ、またテキストの中でテキストを語ることで、Hazelを通して読者に語りかけることに成功しています。泣けるんですけど、「かわいそうエーンエーン」みたいなやつじゃあないんですよね。ティーン向けですが、大人が読んでも物足りなく感じることはないと思います。

YA作家として定評のある作者が何年も何年も暖めていた作品だそうです。人生がさあこれから始まるという時に、死と直面しなければならない運命の少年少女の声を代弁するわけですから、生半可な気持ちでは取り組めなかったことでしょう。ちなみにQ&A形式で質問にも答えています。ネタバレにもなりますので、未読の方は覗いちゃダメですよ。


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3ヶ月くらい前に読んだ本なのですが、短いエッセイ集だったので感想も書かずにそのままにしておりました。
こちらを書いた、ノーラ・エフロンさんが先日お亡くなりになりました。71歳。白血病を患っていたそうです。

Book No.143

Title: I Remember Nothing
Author: Nora Ephron
publication date: 2010

At some point I will be not just old, older, or oldish―I will be really old. I will be actively impaired by age: something will make it impossible for me to read, or speak, or hear what’s being said, or eat what I want, or walk around the block. My memory, which I can still make jokes about, will be so dim that I will have to pretend I know what’s going on.

The realization that I may have only a few good years remaining has hit me with real force, and I have done a lot of thinking as a result. I would like to have come up with something profound, but I haven’t. I try to figure out what I really want to do every day, I try to say to myself, If this is one of the last days of my life, am I doing exactly what I want to be doing? I aim low. My idea of a perfect day is a frozen custard at Shake Shack and a walk in the park. (Followed by a Lactaid.) My idea of a perfect night is a good play and dinner at Orso. (But no garlic, or I won’t be able to sleep.) The other day I found a bakery that bakes my favorite childhood cake, and it was everything I remembered; it made my week. The other night we were coming up the FDR Drive and Manhattan was doing its fabulous, magical, twinkling thing, and all I could think was how lucky I’ve been to spend my adult life in New York City.

私にとってニューヨークとは、決してSex and the Cityではなく、きっといつまでもノーラ・エフロンやウディアレンの描くニューヨークなんだろうなあ。。
映画監督であり、脚本家でもある彼女が69歳の時に書いたエッセイで、テーマは「老い」ですが、ユーモアがあってとっても面白いです。

Once I went to a store to buy a book about Alzheimer's disease and forgot the name of it. I thought it was funny. And it was, at the time.

Here's a thing I've never been able to remember: the title of that movie with Jeremy Irons. The one about Claus von Bülow. You know the one. All I ever succeeded in remembering was that it was three words long, and the middle word was "of."


憧れのエレノア・ルーズベルトに会った日。どれだけ興奮したとか、道に迷ったとか、その日の母親の服装まで覚えているのに、肝心のエレノア・ルーズベルトのことは、何一つ覚えていない。ビートルズが初来米した1964年。記者だった彼女は歓喜するファンの女の子たちを横目に、舞台裏からビートルズを見ていたはずなのだが、泣き叫ぶ少女たちの顔は忘れないのに、何一つビートルズのメンバーの記憶がない。1967年、あのDCのベトナム反戦マーチに参加した彼女だが、覚えているのは一緒に行った弁護士の彼とのセックスだけ。自分の忘れっぽさに呆れながらも、「そもそも忘れることは実はどうでもよいのよね」みたいな結論でたいして気にしておりません。自分にとって大切な、数少ないことだけを大切にしていたいノーラの気持ちがよみとれます。同世代、または共感してくれる人、話す前から汲み取ってくれる人ならば、合い言葉は "You know the one."

私は、老いることも、若さや肌のハリが失われていくことも怖くはないけれど(まあもう中年だからでしょうが)、本当の老人になるのがすごく怖いです(たぶん要は死ぬのが怖いのでしょう)。歩くのもゆっくりで、視力が弱って本を読む気も起きず、四六時中見たくもないテレビの前に座ってるような。でも70代半ばくらいまでは、人は自分が本当に年を取ったとは思わず過ごせるものなのかもしれませんね。しかし人生というのは、長いのか短いのか・・それが問題だ・・・。



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戻りました。またぼちぼち映画や本の感想をメモっていきます。

To Rome With Love

To Rome with Love (2012)

先週末に公開されたばかりのウディ・アレンの新作です。早速観てきました。

おなじみの複数のストーリーが並行して進むタイプのもので、これ系の時はもれなくドラマ性よりコメディが重視されますので、ある種ドタバタおバカ映画です。「Midnight in Paris」や「Match point」のような万人向けではありませんが、W・アレンの映画が好きな人は楽しめるでしょう。



アレック・ボールドウィン、ペネロペ・クルス、ロベルト・ベニーニ、ウディ・アレン本人と、妻役にジュディ・デイヴィス。デイヴィスは「Alice」や「Husbands and wives」でも共演してますしお気に入りの女優さんの一人ですね。

若手は実力派ばかり。まず泣く子も黙るジェシー・アイゼンバーグ。そしてJUNOのエレン・ペイジ(それにしてもエレン・ペイジがW・アレン映画に出ると、Stardust MemoriesやLove&Deathのジェシカ・ハーパーを彷彿させませんか?)。加えて前回Midnight~でゼルダを演じ、アーロン・ソーキンの新ドラマ The Newsroomにも出演中そアリソン・ピル。そして個人的にも大注目なグレタ・ガーウィグが登場。

ストーリーは、ローマを舞台に複数の恋やロマンスがドタバタ進みます。大きい事件はなく、ちょっとしたすれ違いでハラハラさせるクラシックなコメディ。W・アレン自身が出演したのは「Scoop」以来なので6年ぶりでしょうか。やはりちょっと見ないだけでもお年が気になりますが、しゃべりだすと若い頃となんら変わりないのが嬉しい。

ちなみに私、平日の昼間に観に行ったのですが、結構大盛況でした。といってもほとんどお年寄りでしたが。ウディ・アレン世代ですものね。アニーホール(1977年)を、当時40前後で観た方達が、いまこうして70代、80代になってもW・アレンの映画を見続けているというわけです。そう遠くない未来の自分を見て複雑な気持ちもしましたが、まあみなさんすごく楽しそうに、ゲラゲラ笑って幸せそうでした。それにしても、毎回思うけど長生きしてくれて、元気に映画を作り続けてくれて、本当に本当にありがとう。ただ、そろそろ舞台をニューヨークに戻しても良いのではないでしょうか?ねえ?


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Downton Abbeyの後にはまっているドラマ、
HBOの「Game of Thrones」。

面白過ぎますこれ。中世のヨーロッパ。七つの王国と一人の王。王座を巡る争い。それぞれのお家事情、人間関係だけみても壮大で、映像も衝撃的なものが多く目が離せない。主要一族はHouse Stark、House Lannister、House Targaryen、House Arynn、House Baratheone。登場人物(シーズン1)はこちら→()百人くらいいます。

Stark家の子供達が可愛らしい(長女以外)。特にちびっこ二人、BranとArya。私的に隠し子Snowもお気に入り。

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でも一番はやっぱりTyrion Lannisterでしょう。彼の役が最高で、いい場面全部持ってちゃう感じです。

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王妃は二人ともカチンとくるキャラなんですが、なぜか二人とも憎めない。やっぱり家族のために苦悩してるからかなあ。男たちは権力とか忠誠とか、そんなことで動いてる部分もあるけど、母達はひたすら子供のため、家族のためだものねえ。
Targaryenの若き王妃、Daenerysも何か応援しちゃう。現実を受け入れる強さがある少女。一族を滅亡させられた彼女は、Dothrakiの闘士たちとともに今後どのように絡んでくるのか超見所。

Downton Abbeyもそうだけど、連ドラはもう主役一人の時代じゃないですね。パソコンでマルチタスクに慣れた今、一人の主役では満足出来なくなっている。主役レベルのストーリーを持った登場人物を何人も置き、いくつものストーリーを並行して見せないと、視聴者は飽きてしまう。

英語が難しいのが困ったところ。英語のキャプションを出しながらやっとついていってますが、出来れば日本語字幕で見たい。それでもめちゃくちゃ面白くて止まらない。

NetflixでDVDを借りて見ているのですが、シーズン1がもうちょっとで見終わります。どきどきどき・・。それにしても、シーズン1ですら、Netflixでlong wait状態、図書館では何と800人待ち。現在放送中のシーズン2ですが、今からHBOに入るのも何だし、DVDを待つ予定なんですが、シーズン1でこれだと、2はどうなっちゃうの?自分でDVD買わなきゃダメでしょうかやっぱり。そうするとHBO入っちゃった方が良かったような。しかしテレビはやはりコンテンツだよねえ。面白きゃお金払ってでも見るもの。

(*)ちなみにこちらのドラマ、セックスシーン(男女とも下半身もろだしあり)や残虐シーンが多いので、お茶の間でお子さんと一緒に見る感じではないです。


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Book No.142

Title: Writing Away
Author: Lavinia Spalding
Publication date: 2009
Pages: 264pp

A journal is personal travel insurance, protecting your memories from strolling off un-chaperoned; vanishing without a goodbye or backwards glance.

エッセイです。
これだけは保証します。この本を読み始めるやいなや、あなたも文具屋に走り、真っ白な手帳を買い求め、どこでもいいので旅行に出かけたくなるでしょう。

作家であり、エディターである著者による、「旅行ジャーナルのすすめ」です。旅行に出るのに手帳を持たないなんて、宝を捨ててるようなものだ!というのが著者の主張。最近はデジカメが記録帳変わりになってる傾向がありますが、確かに手帳に書くのと、写真では全然違います。

そしてこの本を読んでいると、旅行に出てジャーナルを書くというよりも、ジャーナルを書くために旅行に出たくなります。そしてその旅行は、今までよりも何倍も自分らしく、何倍もクリエイティブになりそうな期待で膨らむ。

私もこの本を参考に、前回の一人旅で起こったこと、食べたもの、感じたことなど書き留めておいたのですが、確かに人の記憶って、びっくりするほど失われて行きますね。写真だけでは全然カバー出来ないことに気がつきます。今まで軽く「旅メモ」みたいなものはつけていましたが、きちんと記録しておくと、それは写真以上の価値を持ちます。自分だけの旅の思い出となります。今までもっとちゃんと旅行記をつけておくべきだった!

この本はどちらかと言うと、今まで旅行ジャーナルをつけたことのないような人に向けて、始めるきっかけを与えてくれるような本です。手帳の選び方から、書けない時のヒント、または同伴者がいる場合にどのようにジャーナルを書く時間を見つけるか、そんな細かいアドバイスまでしてくれます。手帳は紙が厚めで罫線のない無地をすすめています。その方が絵を描いたり、思い出のものを貼付けたり、クリエイティブ性があがるとか。

ちなみに私のジャーナルはこちら。
気に入ってます。表紙がレザーなので、ノートを開くたびに皮の香りが嬉しい。もちろん無地。そもそも無地好きです。

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旅行といえば、楽しいことばかりではなく、ハプニングや事件、嫌なことがつきものです。最近はそれが嫌で旅行をしたくないという人も増えているとか。でもこの著者は、ジャーナルを書く習慣がつくと、そういうことをむしろ楽しめるようになると言います。なぜなら、何も事件が起きず、チャレンジも冒険もしない登場人物が出てくる本がクソつまんないように、自分のジャーナルもまた、ハプニングや事件が起きた方が、後で読み返すと面白いからだそうです。まったくその通り。

とにかく旅行に出かけたくなる本ではありますが、普段の日記でも、今までとはひと味違った視点で記録してみたいと思っているような人にもおすすめです。私はとにかく、次の旅の出たいよ!

著者のブログで本の導入部だけ読めます。


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