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どんよりした天気が続く。肌寒い日が多い本当に。
この時期特有の陽気さをあまり感じられない春だ。気がつくと夏日になっているのだろう。

あまり年というもの意識しないでここまで生きてきたけれど、今年はなんかちょっとくる感じ。

朝夕の気温差が激しいと頭痛で体が重かったり、雨や曇りは好きなはずなのにズーンとしたり。

とりあえず今月は内職がなくて良かったのだ。いやあった方が良かったのか。難しい。

今読んでいる本はこちら!貼れた?
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舞台はイタリアの寂れた島。そこに現れた瀕死の女優。数年前に話題になった本であっしの積読本です。ドラマティックでゾクゾクしてます。


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2018.04.28 / Top↑
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"How to Stop Time" by Matt Haig

面白かったー!

主人公のTom Hazardは41歳に見える439歳です。

彼に何が起きているかというと、普通の人よりもゆっくりと年をとっているんですね。
普通の人が一年で老いる分を、彼は15年かかるわけです。

不死身なわけではないので、いずれ死ぬし普通に年寄りにもなります。ただ寿命が数世紀あるわけです。長生きのDNAで特別な免疫システムがあり、一般的な病気にもかからない。

現実の世界では早老症(プロジェリア症候群)という人たちがいますよね。世界で300~1000名いると言われている、とても珍しい症状で、普通の人よりも十数倍早く年を取るそうです。子供なのに60歳くらいの賢者のように見える子たちです。ニュースでもたびたび見かけるように思います。彼らがいるのなら、その逆パターンがあってもおかしくないわけで、、、というお話かな。

主人公のTom Hazardは1581年3月に生まれました。そして21世紀の現在、やっと中年と呼ばれる年齢に差し掛かりました。医学がまだ手探りだった時代から、年を取らずに病気もしない主人公は常に周りから怪しまれる存在でありました。

悪魔が存在し、魔女狩りが横行していた時代はなおさらです。実際何度も危ない目にあいます。年をとらないと気付かれる前に、土地を去らなければいけない。名前を変え、隣人を変え、職業を変え、そうやって生き延びてきたわけです。そして彼の逃亡生活を支えるとある秘密結社。

16世紀、17世紀、18世紀、20世紀、そして現在。イギリス、アメリカ、スリランカ、オーストラリア、フランス、アリゾナ。魔女狩りや世界大戦の時代から、シェイクスピアやキャプテンクック、ジャズエイジまで、時代と場所を超えた壮大な光景に心躍ります。

最初から最後までエンターテイメントにあふれ飽きさせず、英語も文章もとても易しいので流れに乗って楽しめる一冊だと思います(作者は子供でも楽しめる本を書く主義のようです)。

自分が何世紀も生きられるとしたら、、、とちょっと考えてしまいますね。不死身は嫌なんですけど、寿命が例えば今の10倍くらいあるとしたら、、ちょっとおもしろいですよね。でも、若いうちはいいけど、年をとってから何世紀も生きるというのはしんどいような気もする。やっぱり長生きできればいいってもんでもないのよね。

とても面白かった!ちょっとした時間旅行をしたい方におすすめ。








2018.04.25 / Top↑
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amcで月曜9時に放送されている新番組の”The Terror”。毎週楽しみにしていて、さらに週末にオンディマンドでエピソード1からもう一度見直してしまった。周りにあまり見ている人がいない。どなたか見てますかね?

好きなジャンルのゴシック系(閉じられたダークな世界)に加え、舞台が寒い北国(つうかもろ北極)、その上で史実を元にしたお話。

1845年イギリス。西側の海路の開拓で派遣された2艘の軍艦"Terror" と"Erebus"は、カナダの北の入り組んだ湾の辺りで氷った海で身動きがとれなくなります。

極度の寒さとストレスにさらされた百数十人の男達は、飢え、病気、反乱、エスキモーとのいざこざ、北極熊?、カニバリズムとまさに地獄を見ることになる。

原作は2007年に出版された Dan Simmonsのヒストリカルフィクションが元になっていて、総指揮にリドリースコット氏。まあリドリースコットは監督をしないと意味ないですが。

原作である小説が2007年に完成されていますが、実はこの2艘の軍艦は、最近調査隊によって発掘されました。"Erebus"は2014年に、そして"Terror"は2016年。これによって新たに変更された箇所もあるそうです。発掘された"Terror" と"Erebus"の記事は探すといろいろ出てくるので、これはこれで興味深い。

しかし下手なホラー小説や映画よりもよっぽど怖いです。閉鎖感が半端ない。そしてこれが実話だとは。私はガタガタ震えながら見てます。見てるだけでそこ冷えしてくるんだもの!

二人の艦長も興味深い。タイタニックの時もそうだけど、艦長の思わくと性格が、船舶という一つの世界とそこで生きるしかないクルーの運命を決めてしまうというのがすごい。理不尽であると同時に不条理な人生の縮図に見入ってしまうわけなんですが。

それにしても"Terror"とか"Erebus"とか名前にするセンスがよくわからない。"Terror"はそのまんまだし、"Erebus"はギリシャ神話の暗黒の神みたいな意味ですし。もっと縁起の良い名前にしようよ・・

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2018.04.23 / Top↑
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今朝の気温も3度ですよ。桜は咲けど春という感じがあまりしない。。寒い寒いと毎日言ってる。

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読み始めた本はこちら。
面白いうえにえらく読みやすい。"洋書で英語学習者"にも"ただの洋書好き"にも、両方におすすめ!の一冊です。近いうちにレビュー書きます。

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2018.04.20 / Top↑
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“The Dressmaker” by Rosalie Ham

このカヴァーが可愛くてブックセールで買ってしまった。

“The Dressmaker”やっと読了。思っていたより時間かかりました。1950年代のオーストラリアの架空のさびれた田舎町Dungatar。主人公Myrtle(Tilly)Dunnageの過去の清算物語、、はいいんだけど、リベンジ要素が強くてちょっと想像していたのと違った。。

小説はドレスメーカーというタイトルに合わせて、Gingham/Shautung/Felt/Brocadeと生地の種類で4つに分かれています。

主人公Myrtleは、子供の頃にStewart Pettymanというクラスメイトを殺したという濡れ衣で町を追い出されます。しかしその後、パリの有名なドレスデザイナーのもとで修行をし、センスも腕も良いドレスメーカーに成長。

そして20年ぶりに、老いて一人で暮らす母親(Molly)を心配し、どす黒い過去のある地元へ戻ります。

ゴシップ、陰湿な悪口陰口ばかりの狭量な村人たちは相変わらずで、洗練された大人の女性へと成長を遂げたMyrtle(Tilly)の帰省をもちろん歓迎しません。ただ女装癖でファッション生地フェチの警官Farratと、貧しいジプシー一家の長男TedだけがMyrtle(Tilly)を気にかけています。

そんな中で悲しい事件が立て続けに起きて、村人達のいやがらせもピークに達します。迷いのなくなったMyrtle(Tilly)は、すべてを終わらせるリベンジに入ります。過去に何があったのか、隠された秘密、すべて裁かれなくてはなりませんよ!

ダークな小説は大好きで、面白かったのですが、それほど気持ちが乗らなかった。問題は内容というよりも、作者がオーストラリア人なため、使われている言葉とか単語選びに私が慣れてないのが一番の原因かなと。


2018.04.19 / Top↑
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"The Lying Game" by Ruth Ware

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The rules are simple:
▪Tell a lie
▪Stick to your story
▪Never, ever get caught…
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好きなサイコロジカルスリラーなので読むのが楽しみだった一冊です。まあ感想は期待し過ぎたせいか普通でした。

"IN A DARK, DARK WOOD"が面白かったので迷わず手をだしました。2冊目の"THE WOMAN IN CABIN 10"は末読。移動生活中に買って無くしてしまったのです。近いうちに図書館から借りて読みたい。

内容は、
ロンドンでパートナーと赤ちゃんと平和に暮らしているIsa (主人公)。

Isaはある日、友人からの"I Need You"のメールを受け、駆け付けます。取るものも取らず、赤ちゃんを抱えて何時間も電車に揺られて。

この友人は、少女時代に一時寄宿学校で一緒だった一人です。

Idaとその仲間
Kate, Fatima, Theaの4人組は特別な関係で結ばれた仲です。
事情も聞かずメールひとつで即集まる過去を共有しているわけです。

4人は寄宿学校時代に"The Lying Game"という遊びにはまります。周りの人を巻き込む嘘を付き、信じこませられるか、影響力がどれくらいあるかでポイントを競う。

他人を不快にさせても怒られてもお構いなしの若気の至り、だったのですが。。この小さな嘘から始まる波は、最終的に4人を飲み込み、20年近い年月が経ったあともおさまることはなかったのです。

読みやすくストーリーの運び方がうまく読ませます。あと女同士の秘密の結託って、不安定だしムズムズしますね。なんとも言えない嫌な感じに押されむしろ読み進めてしまうという。

ただ展開が読めてしまうのと、サイコロジカルスリラーってほどではないのが難点かな。

おもしろかったけどダークスリラーを期待して読むと拍子抜けしてしまうかもせれません。"THE WOMAN IN CABIN 10"に期待します!

おやつ!
KINDバーが激安だったので大量に買った。トレジョーのナッツバーより安いんだもの買うでしょ。
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2018.04.12 / Top↑


今週はオープニングウィークということで、土曜と日曜の連日ヤンキーススタジアムに行ってきた!

何があれってもう寒い!!の一言。4月だというのに今朝なんか氷点下まで下がったし、野球場は風通しいいからガタガタ震えていた。
今日なんてホットチョコレート3杯も飲んだしトイレも何度もいったし。



今年はホームラン王がジャッジとスタントンの二人も揃っているのにあい変わらずパッとしないヤンキース。監督が変わってもやり方がジョージラルディとまったく同じなのでまったく意味がない。



でも寒い中がんばって応援したのだ。今年はマスターカードで激安価格になる日は行けるだけ行くぞ。

ところでカレンダーもらった!田中は6月でなかなかカッコイイぞ。

このカレンダー、全試合の対戦相手、試合時間、放送チャンネルが分かるので便利。チャンネル数が多くて放送局がコロコロ変わるのでとても助かる。
2018.04.09 / Top↑

"The Leavers" by Lisa Ko

アメリカの移民小説というのはそれこそ腐るほどありまして、中でもチャイニーズ移民ものは多く、こちらの小説もそのひとつなんですが、、

とにかく掴んで離さない力のある小説です。気がつくと何時間も読んでいるという。あれもうこんな時間?みたいな感じでした。

移民の話であると同時に、タイトル通り、家族を置いて出ていってしまう人がテーマになっています。

中国から身重の状態で一人アメリカにやってきた女性Pollyと、アメリカで生まれたその息子Deming。

息子のDemingが11才の時、 Pollyは突然の姿を消します。

その後Demingは白人の夫婦のもとで Daniel Wilkinsonという新しい名前で新しい人生を送ることになります。

成人したDaniel( Deming)は、いろいろ問題を抱えています。アイデンティティ、育ての白人の両親との関係、大学のこと、音楽やバンドのこと、そして何よりギャンブル依存症と借金。そんな中で、少年時代の交流が復活し、母親の居所と連絡先を知ることになります。

ここから母親の物語が始まります。どうしてアメリカに来たのか。なぜ Daniel( Deming)を置いて出ていったのか。 Daniel( Deming)は母親から言い分を聞かなくてはなりません。

「母親は、何があっても自分の子供を見捨てるべきではないし、 ましてや小さい子供を置いていなくなるなんて」。小説の良さというのはそういう道徳的な当たり前のセリフを言わせない何かがあることでしょうか。良いとか悪いとかで言えばもちろんダメなんだすけどね。でもそういうことを越えた寂しさはあるし、そこから生まれる小さな灯りもやっぱりあるのだよなあと思います。
2018.04.07 / Top↑