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247册目 The Witches

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Title: The Witches
Author: Roald Dahl
Publication date: 1983
Format: paperback
Pages: 208

"In fairy tales, witches always wear silly black hats and black cloaks, and they ride on broomsticks.  But this is not a fairy tale. This is about REAL WITCHES. The most important thing you should know about REAL WITCHES is this. Listen very carefully.  Never forget what is coming next.  REAL WITCHES dress in ordinary clothes and look very much like ordinary women.  They live in ordinary houses and they work in ordinary jobs. That is why they are so hard to catch. A real witch hates children with a red-hot sizzling hatred that is more sizzling and redhot than any hatred you could possibly imagine."

先日のブックセールで買ったロアルド・ダールです。ロアルド・ダールのお話って内容はみんな大体知っているけど、ちゃんと読んだのってマチルダくらい?どうだったか?Charlie〜もBFGもきちんと読んでみたいと思います。

The Witchesですが、両親を事故で亡くした少年と、少年が大好きなおばあちゃんと、魔女たちの話です。おばあちゃんはノルウェイに住んでいて魔女のことに詳しいです。少年とおばあちゃんはイギリスへ行くのですが、そこで少年が魔女の集会に出くわしてしまい大変なことになります。
魔女の描写が面白いです。魔女は子供が大嫌いです。鬼婆と一緒ですね。私もうるさくてわがままな子供は嫌いですけどね。予備軍なんでしょうかね。いやですね。

ロアルドダールは、ダークで大人ですらドキドキするようなきわどいストーリーを書きます。このお話でもおばあちゃんはタバコをいつも吸っていて、少年にすすめたりします。ラストも「いやこれは、、」と思う人もいるかもしれない。
しかし、おばあちゃんの愛は深い。86歳になり、病で倒れつつも、少年への愛だけで生きているようなものです。結局大事なのはその愛の部分だけで、その他のことは本当にどうでも良いというか。

愛と冒険。いつもワクワクしていて「明日が待ちきれない」のであれば、いくつであろうと、どんな姿形であろうと、どんな状況であろうと、それは素晴らしい人生ですよね。逆にすべてが完璧であっても、「明日の朝起きる意味がない」のであれば地獄です。

細かいことに気を取られ、本当に大切なものを忘れがちな現代人に向けて、ブラックユーモアたっぷりに毒のある児童書を書けるのはイギリスの小説家に多いように思う。アメリカの児童書とはいろんな意味で対照的。

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