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250冊目 Runaway やっぱりマンロー

アリスマンローは3冊目となります。やっぱり面白く、読みやすく、心に残る。今年はもう何冊か彼女の作品を読みたい。

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Title: Runaway
Author: Alice Munro
Publication date: 2005
Pages: 352pages
Format: paperback, Purchased (Used)

The thing about life, Harry had told Lauren, was to live in the world with interest. To keep your eyes open and see the possibilities ----see the humanity--- in everybody you met. To be aware. If he had anything at all to teach her it was that. Be aware.
Runaway, Trespasses


こちらの本を原作にした映画"Julieta"が先々週から上映中です。映画はどうしようかしら。DVDになったら見ようかな。
"Runaway","Chance","Soon","Silence","Passion","Trespasses","Tricks","Powers"の8編からなり、その中の3編、"Chance","Soon","Silence"の主人公がJulietaです。
最初の短編ではJulietaはとても若く、ここで旅〜出会い〜情事があり、次のsoonではもう少し年をとっていてPenelopeという娘を連れています。最後の短編ではJulietaの40代〜晩年が描かれています。

"Runaway"はDV夫から逃げ出そうとする若き妻とその隣人の未亡人。"Passion"の主人公60歳のGraceはオタワに戻ってきました。"Trespasses"の主人公は11歳の少女で両親と小さな田舎町に引っ越してきました。"Tricks"の若き主人公は、病気の姉の世話をしながら、年に1度シェイクスピア劇を見るのがお楽しみ。

プロットらしいプロットも、エンディングらしいエンディングもないのになぜこんなに面白いのだろう。とにかく一度読み始めると止まらないのです。人間観察力なのか着眼点なのか。やっぱり人に興味を持つことでしょうか。ささやかな日常に潜む大きな分岐点や変化がとても巧みに描かれていると思います。レイモンド・カーヴァーとかもそうだけど、身近な素材で人間を興味深く描けている短編小説って洋書としては最強。

子供の本をもっと読みたいと思いつつも、こういった年を重ねた結果の心象や心の綾を巧みに描ける作家に出会うと、物足りなくなってしまうのですよねえ。もちろん児童書には別の面白さがあるんですけどね。
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冊数のカウント復活させました。250冊目からになるので数えやすく目安になるので。それと基本は紙の本にしたいので、写真も実物を使おうと思います。借りた本なのか、UsedなのかNewなのかもメモしていく予定。

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