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今の私には、どんなアベンジャーズヒーローよりも、Jeopardy!のJames Holzhauerですわ。
でも記録更新した後は、制作側も何か手を打ってくるんだろうなあ。。。

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Title: "The Editor"
Author: Steven Rowley
Library Book/358pp/Published 2019
Writer/Dysfunctional family/Mother/LGBT/

さくっと読め、楽しくラブリーな一冊でございます。

作家を夢見る主人公のJames Smale。いくつかの短編は雑誌に掲載され、有望視されながらもなかなかこれといったものが書けず、自分の本を出版するまでにはいきません。

作家として一人前になるために、自分の根である母親、そして母との関係をテーマに選び、一冊書きあげます。

そのドラフトを気に入ってくれたエディターが現れ、本にしましょうと言ってくれるのです。

時代は1990年初頭でのお話。
デジタル化でセルフパブリッシングが可能な現代とは違い、本が、作家と編集者の二人三脚で出来上がる古き良き時代のお話。

Jamesは編集者のアドバイスに従い、母親と向き合い、話を掘り下げていきます。そしてゲイで作家志望の彼のルーツ、家族の隠された秘密を掘り出してしまいます。

この本のもうひとつの読みどころなのですが、この編集者、実在する人物です。超有名なあの方。ジャクリーン・ケネディ・オナシスです。

ジャッキーが晩年、出版社の編集者として働いていたことは有名な話ではありますが、作者は細かなエピソードを集め、見事に当時の様子や雰囲気を伝えています。フィクションではあるけれど、ジャッキーへの愛情が感じられ、また当時の出版業界の様子や本ができる過程も垣間見える。

それでいてメインのストーリーは母との関係です。自分を生んだ母親と、自分の本を生み出してくれた母親と。

ギクシャクした父親との関係、決して自分の望む形では認めてくれない母親の頑固さなど、すべての母親に共通するのではないでしょうか。それでいてちゃんと愛情と暖かさで包まれているという。そういえばジャッキーもすばらしい母親でしたねえ。夫が二人とも物凄い人たちなので、妻の部分ばかり話題にされてしまいますけどね。.

おやつ。
最近暑くもなく寒くもないので抹茶ラテを飲んでいます。
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2019.06.01 / Top↑
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