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75冊目:The Fiction Class

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Book No. 75

Title:The Fiction Class
Author: Susan Breen
Published: 2008
Pages: 304pgs



マンハッタンで小説を書いて暮らす。誰もが憧れそうな話です。なので当然たくさんあるんでしょうねえ。このようなカルチャースクールも。



Arabellaは、38歳の独身女性で、ニューヨークのアッパーウェストサイドで、成人向けに「小説の書き方」を教えています。

レクチャーは毎週水曜日、午後2時から5時までで全10回。11人の生徒がいます。Arabellaは、毎週水曜日に授業を終えると、その足でナーシングホームにいる母親に会いに行きます。この母親との関係が第二のストーリーです。

10回の授業ごとに章が分けられていて、キャラクターの作り方、プロットの練り方、テーマの選び方、スタートとエンディングについて、と一通りの小説の書き方を学べます。小説は読むのが専門の私でも、こういう授業は面白いなあと思いました。新しい視点で本が読めそうな気がします。

この作者、実際にマンハッタンで小説の書き方を教えているライターですので(作者のHPと、ワークショップ Gotham Writer's Workshop)、授業内容はリアリティがあるし、価値あると思います。毎回、章(クラス)の終わりには宿題も出るので、一緒にやってみるのも楽しいです。

と、ここまでがpros。conいきますね。Arabellaもお年頃の独身女性ということで、生徒の一人と恋をします。ただこのお相手なんですが・・・

クラス初日から、前の席で微笑んでいるダンディな中年男性。そもそも平日昼間のカルチャースクールで働き盛りの50前後の男性が何で小説の書き方を学んでるかと言えば、ビジネスでどえらく儲けてセミリタイヤなんだと。で、いろいろ経験を書き留めたいと。

おそらくパークアベニューに住んでるらしいこのダンディ、お手伝いさんもいて、クローゼットには未使用のイタリー製の服がびっしりなセレブぶり。ご飯を作って食べさせてくれたり、Arabellaは仕事だけしてなさい~みたいな。ちょっとねえー・・・。なんか無理あるのよー。いないいないそんなやつ(昼間のカルチャースクールには)。

主人公がダンディといちゃつき始める後半から、なんとなく授業もプロフェッショナルな感じじゃなく、レクチャー内容はいいんだけど趣味の世界?みたいな感じに聞こえてきちゃうんだなあ、これが。Arabellaは7年かけてまだ完成していない小説を自分でも書いているんだけど、そんな所とかも、この彼との関係が加わると甘えに見えちゃって残念。

まあ恋愛小説の主人公から名付けられたArabella。母親をそのせいで恨んでたこともあるけど、最後は母の願い通りになったということでまあいいんですけどね。私はこのダンディがイマイチだったけど、全体的には面白いし読みやすい本ですよ。





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