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Book No.97

Title: Magic Hour

Author: Kristin Hannah

Publication Date: 2006 Feb.

Pages: 432 pp


It was Magic Hour, the moment in time when every leaf and blade of grass seemed separate, when sunlight burnished by the rain and softened by the coming night, gave the world an impossibly beautiful glow.

 
まず"Magic Hour"という言葉ですが、日没後(または日の出前)の、太陽が地平線に隠れ、でも光は届いている時間帯のことを指すそうです。直接太陽光が当たらないので物には影が出きず、そして柔らかい光の照明が、絶妙な美しさをもたらすので名付けられた、有名なフォトグラフィー用語(a.k.a.Golden Hour)みたいです。私は初耳です。小説の中では、雨が急に降り止み柔らかな光が差し込む瞬間や、突然訪れた秋の日差しなど、季節や天気が急激に変わる時に感じる世界の美しさ、またそのような精神の状態を表しているようです。

Dr. Julia Catesは、精神科医として成功している30代半ばの女性。けれど患者の一人がショッキングな事件を起こし、ゴシップ紙やパパラッチの餌食となり、クライアントもキャリアも全て失ってしまう。
そんな時、地元で警察官として働いている姉Ellieから頼まれ、発見・保護された6歳の少女の治療を始めることになる。

この少女は森で生活していたらしく、言葉もしゃべれず、理解も出来ず、人間というよりは、動物のような言動を取る。一体全体、6歳になる今まで、どんな生活を送っていたのか。また誰と生活していたのか。

Juliaの献身的なケアのおかげで、少女はだんだんと心を開き、言葉を理解し、少ないながらも単語も口にするようになる。スキャンダルで傷ついていたJuliaも、少女のおかげで生きる意味を再び見いだす。少女をずっと保護し続けようと心に決めた直後、ある人の出現で全てがまた混沌へ。そして衝撃の過去が明るみになります。そして少女の親権、裁判と話は進みます・・・




面白かったです。そして終わりの方は何度も涙目になっていました。いつものことながら、この作家の本は読みやすく、メロドラマ性が高いので、一瞬で読み終わってしまいます。ただ少し、特に前半から中盤なのですが、メインが固まらないうちに、話がいろいろ飛ぶ感じがして気になりました。それとちょっと展開がソープオペラっぽいです。

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ところでつい先日なのですが、作家Kristin Hannahさんのブックイベントに参加しました。

その時この"Magic Hour"の話も出ました。この本は特に、先生をしている女性に人気があるそうですよ。



イベントの話が面白かったので少しだけ。作家活動ってちょっと気になりますよね。

Kristine Hannahさん(年のうち5ヶ月はハワイで暮らす。旦那さんと成人した息子さんが一人)の場合なのですが、大体1冊の本にかける期間は12~14ヶ月。2ヶ月はリサーチ、その後5~6ヶ月くらいかけてファーストドラフト。この時点では800ページ以上あるらしいので、これを半分にするため、編集を兼ねてもう5~6ヶ月かけるらしいです。


ユーモアがあり、率直でフレンドリーで素敵な女性でした。トークが下手な作家も多い中、そこはさすが多作な彼女。読者とのやり取りも慣れた感じで、とてもリラックスしたひと時でした。肝心の最新作は、また近いうちに読みたいと思います。



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