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110冊目:Keeping the Moon

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Book No.110

Title: Keeping the Moon

Author: Sarah Dessen

Publication Date: 2000

Pages: 228pp



"Why are you being so nice to me?" I asked her.
"You know," she said, "When you say that stuff like that I just want to slap you."
"What?"
"Colie, you should never be surprised when someone treats you with respect, you should expect it."
--Keeping the Moon-- (87-88p)


レビューを書くのは三冊目(読むのは四冊目)のSarah Dessenです。やはり一番好きなYA作家かも

15歳のColie Sparksは、これから始まろうとしている夏にうんざりしている。なぜなら一夏を、ちょっと変わり者の叔母さんMiraのもとで過ごさなければならないから。Colieの母親は、自分も大減量をしたフィットネス界のカリスマ・インストラクターで、テレビ番組まで持っている有名人。Colie が叔母さんMiraの元に行かなければならないのも、母親がヨーロッパに指導ツアーに行ってしまうからだ。

叔母さんが住むのは、ノースカロライナの小さな町Colby。そしてこの小さな町の、小さなカフェで、Colie はバイトをすることになる。カフェで同じく働く若い女性たち、Miraの同居人なども加わって、Colieの周辺は、少し騒がしくなります。
母親と一緒にダイエットを成功させ、都会で何の不自由もなく暮らしてきたColie。けれど母親の成功と、暮らしと、自分のスリムな体に、実はずっと馴染めないでいた。外見がいくら変わろうが、内面は昔のままの、太めのさえない少女のままなのだ。そして成功した、忙しいカリスマ母は、そんなことを気に求めない。
ノースカロライナの、小さな町で、変わり者の叔母さんと、ローカルな少女たちの間で、そんなColieが少しずつ変化していきます。

Sarah Dessenの作品は、少女から大人になる時の、何とも言えない心の動きや、微妙な真理を描いているものが多く、大好きです。最近YAブックも、プロットの凝ったものが多いですが(流行ですが)、こういう素朴なネタで、味わい深い作品はやはり良いですね。。




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