先日は母の誕生日でした。

10代で結婚し、20代前半で子供を産み終え、30代前半で離婚をし、その後女手一つで、福祉も受けず、頼る親もなく、本当にギリギリの生活の中で、たった一人で子供を育て上げた母は、私とはまったく違った人生を歩んだ人です。

母の41歳の誕生日を、つい昨日のことのように覚えています。
わたしが高校を卒業して働きに出始め、きょうだいたち全員が社会人となったその年、みんなで母に少しリッチなディナーをごちそうしたのです。母はすごくうれしそうで、すごく綺麗だった。

あれから20年経ったとは・・・そして今度は私が40歳になります。
母は今でもとても若く綺麗で、私に会いに一人で海外にやってきては、
あちこちでナンパされるほど。昔も、今も、モテモテです。

そして、40歳も60歳も、さほど差はないのではないかと思わせます。もちろん、仕事のこと、健康のこと(大きい手術をした)など心配事は尽きないけれど、それでも今の60歳は本当に若い。

少し前まで、30歳はおばさんだったけど、今では30歳のアイドルやグラドルはざらにいる。年齢とは相対的なものなので、高齢化が進めば進む程、「若者」の年齢も上がる。10年後の40歳は、"今の"30歳くらいの感覚になり、60歳は50歳くらいの感覚になるでしょう。そう考えると少し気持ちが複雑です。今、35歳や40歳で「もう年だから」「遅すぎる」と諦めれば、10年後間違いなく後悔するからです。

20年という歳月はあっという間に過ぎます。けれど同時に結構な長さでもあります。

子供を産まない選択をした私は、40歳からどんな20年が待っているのだろう。

後悔はしていないけれど、これからの生き方とか覚悟もじっくり考えなければなりません。なぜなら女性はみな、産んでも、産まなくても、どうであれ「子供」という存在を通して、人生を問われることになるからです。

毎日楽しく過ごせればそれでいいような気もする一方で、それだけではもったいないような。私は夫の勧めと応援で、30歳過ぎてから大学に通いましたが、40歳過ぎてからまた違う分野を学ぶのも楽しいかなと思ったりしてます。今度はクラスメート達が20歳近くも年下になりますが。。

以前ブックレビューを書きましたが、Malcolm Gladwellの著書の中に、有名な「10,000-Hour Rule」というのがあります。

これは、何でも、どんな分野でも、一万時間費やせば、プロレベルになれるというものです。一万時間と言えば、毎日3時間、10年間続ける必要があるので、思ってるよりずっとずっと難しいと思います。しかし要は質より量、時間をかけるかどうかが鍵。大前研一氏によれば、『人生設計とは、突き詰めれば何にどれだけ時間を使うかという時間配分以外の何ものでもない』なのです。
とにかく、主婦は、比較的この「3時間」を作りだせるのでないかと思ってます。

もちろん「何をするか」が見いだせないのでみんな苦労するのですが、主婦だから、もう年だからといろいろ諦めてしまうと、10年後後悔するかもしれません。

60歳までの20年間。同じ世代のみなさんはどのようなプランを持っているでしょうか。

老後の話ではなく、これからの20年。

私は今のところ「真っ白」ですが・・・





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