No.11: The Christmas Sweater


Book No.11

Titile: The Christmas Sweater
Author:Glenn Beck
Publisher: Threshold Editions (2008)
Hardcover: 284 pages

今月3冊目の本。ブッククラブの今週のチョイス。

これは1日で読めた☆英語がすごく簡単で内容もシンプル。さくっと読めるし、愛に感謝するクリスマス向け。クリスマス休暇に入った方、当日ゆっくりお家で過ごす予定の方にお勧めです。

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"If you could change your life by reversing your regrets, sorrows, and mistakes...Would you do?"

[ストーリー]父親を病気で失い、母親と二人で貧しく暮らすEddie。クリスマスにずっと欲しかった自転車を買ってもらうためにお手伝いに励むが、当日母親がくれたプレゼントはしょぼい手編みのセーター。貧乏生活にも、何をしても報われない生活にも嫌気がさしていたEddieは、ひどい態度と言葉で母親や祖父母を傷つけてしまう。重なる家族の死と、罪悪感から12歳のEddieは自らに幸せを許せないでいる。

ラジオやテレビショーのホストとして有名なGlenn Beckが、自らの経験を元に書いたフィクション。

主人公の少年Eddieは、最初から最後まで自分勝手に暴言を吐き、周りの人間を傷つける嫌な子なんだけど、痛いほど気持ちがわかった。Eddieが許せないのは自分自身であり、彼は罪悪感に苛まれているのだ。

人間は自ら選ばない限り「辛い人生」を送ることはない。しかし自分の中に罪悪感と、神(人生)に対する怒りを持つ人間は、幸福を自分に許せず「辛い人生」を選んでしまう。Eddieはまさにその状況から抜け出せないでいる。愛する家族を奪われ、不幸の境地にいていったい誰が「Jesus loves you」の言葉を素直に受け止められるであろう。

作者Glenn Beckは、社会的にとても成功している人だけれど、13歳のとき母親が自殺している(その後、兄弟も自殺をしている)。彼自身は辛い現実から逃れるため、アルコール依存、薬物依存症であった。Eddieの苦しみは作者の苦しみである。最後は少々びっくりする展開だが、もしかしてこのラストは作者が自分にあげたクリスマスプレゼントかもしれない。

私にはとても意味のある1冊だった。Stop feeling sorry yourself, and start to count your blessings。メリー☆クリスマス。

rating: 4 out of 5
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*国内外問わず、夫の仕事の関係で引越しばかりしている40代の主婦(子供なし)です。最近は海外ばかりでいい加減日本に帰りたいです。
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