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Travelers and Magicians (2003) / (Dzongkha: ཆང་ཧུབ་ཐེངས་གཅིག་གི་འཁྲུལ་སྣང)
監督:Khyentse Norbu

制作:ブータン


上のお借り画像は、あまり映画のイメージとは合っていません。これだとちょっとスピリチュアル系の悟り映画みたいですが、本作はどちらかというともう少し軽めです。

主人公はど田舎に派遣された若い役人さんです。役人さんというのは、ブータンではかなり尊敬された職業でもあるようですが、この青年は(と言ってもリリーフランキー似でちょっとおっさん風ですが)、ロックを好み、スニーカーを履くヒッピーで、ここでの暮らしには飽き飽きしているようです。実際町に戻ったらすぐ、そのままアメリカに行くことを考えています。

町に戻る予定の日。ノロノロした村の雑務や近所の挨拶でもたもたしているうちに、数日に1本しかないバスに乗り遅れてしまいます。仕方なくヒッチハイクで町まで戻るわけですが、途中出あったチベット僧が、彼のアメリカ行きを面白がり、半分警告するように、昔話をきかせてくれます。
Dreamlandを憧れて、不思議な世界に足を踏み入れてしまったTashiという青年の話です。

このチベット僧が語るTashiの話と、町に戻る珍道中が交互に映し出されます。ブータンののどかな田舎道、そうそう車も通りません。ご一行は、役人の青年、チベット僧、りんご売りのおじいさん、そして美しい娘の親子と、増えていきます。この可愛らしい娘さんとの間にちょっとしたロマンスも生まれ・・・

チベット僧の物語がとても印象的な映画ですが、かといって説教臭くもなく、ほのぼの系で楽しい映画でした。

それにしても、チベット系の民族の方達って、日本人によく似ていますよね。これを日本語吹き替えにしたら、昔の日本映画に見えるんじゃないでしょうか。

それと、ブータンといえば禁煙国家で有名ですが、この映画は禁煙法前の映画なので、役人さんはガンガン吸っています。でも出会う人みんなから、体に悪いから止めなさいと注意されています。禁煙国家にするまえから、喫煙がかなり忌み嫌われていたようですね。まあそういう土台がないと、禁煙国家になんて出来ないか。


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