過ぎ去りしdays

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142冊目: Writing Away

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Book No.142

Title: Writing Away
Author: Lavinia Spalding
Publication date: 2009
Pages: 264pp

A journal is personal travel insurance, protecting your memories from strolling off un-chaperoned; vanishing without a goodbye or backwards glance.

エッセイです。
これだけは保証します。この本を読み始めるやいなや、あなたも文具屋に走り、真っ白な手帳を買い求め、どこでもいいので旅行に出かけたくなるでしょう。

作家であり、エディターである著者による、「旅行ジャーナルのすすめ」です。旅行に出るのに手帳を持たないなんて、宝を捨ててるようなものだ!というのが著者の主張。最近はデジカメが記録帳変わりになってる傾向がありますが、確かに手帳に書くのと、写真では全然違います。

そしてこの本を読んでいると、旅行に出てジャーナルを書くというよりも、ジャーナルを書くために旅行に出たくなります。そしてその旅行は、今までよりも何倍も自分らしく、何倍もクリエイティブになりそうな期待で膨らむ。

私もこの本を参考に、前回の一人旅で起こったこと、食べたもの、感じたことなど書き留めておいたのですが、確かに人の記憶って、びっくりするほど失われて行きますね。写真だけでは全然カバー出来ないことに気がつきます。今まで軽く「旅メモ」みたいなものはつけていましたが、きちんと記録しておくと、それは写真以上の価値を持ちます。自分だけの旅の思い出となります。今までもっとちゃんと旅行記をつけておくべきだった!

この本はどちらかと言うと、今まで旅行ジャーナルをつけたことのないような人に向けて、始めるきっかけを与えてくれるような本です。手帳の選び方から、書けない時のヒント、または同伴者がいる場合にどのようにジャーナルを書く時間を見つけるか、そんな細かいアドバイスまでしてくれます。手帳は紙が厚めで罫線のない無地をすすめています。その方が絵を描いたり、思い出のものを貼付けたり、クリエイティブ性があがるとか。

ちなみに私のジャーナルはこちら。
気に入ってます。表紙がレザーなので、ノートを開くたびに皮の香りが嬉しい。もちろん無地。そもそも無地好きです。

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旅行といえば、楽しいことばかりではなく、ハプニングや事件、嫌なことがつきものです。最近はそれが嫌で旅行をしたくないという人も増えているとか。でもこの著者は、ジャーナルを書く習慣がつくと、そういうことをむしろ楽しめるようになると言います。なぜなら、何も事件が起きず、チャレンジも冒険もしない登場人物が出てくる本がクソつまんないように、自分のジャーナルもまた、ハプニングや事件が起きた方が、後で読み返すと面白いからだそうです。まったくその通り。

とにかく旅行に出かけたくなる本ではありますが、普段の日記でも、今までとはひと味違った視点で記録してみたいと思っているような人にもおすすめです。私はとにかく、次の旅の出たいよ!

著者のブログで本の導入部だけ読めます。


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Posted by koburii on  | 2 comments 

2 Comments

洋書Bookworm says..."No title"
こぶりさん。
こんにちは。こぶりさんも、一人旅をされる方なのですね。私も、一人旅も、大好きです。でも、アメリカで生活するようになってからは、日本帰国ぐらいでしょうか。独身の時は、海外も、一人で出掛けたりしていたのですけど。アメリカだと、交通手段の関係で、一人旅がしにくいのが、いまいちです。
ところで、旅行での記憶って、本当、結構忘れてしまいますね。私は、最近では、旅行中のものも、ほとんどとっておかなくなってしまったのですけど、旅行紀か。今度、つけてみようかな。紙に書こうと思うと、また、みつかるものも、多くなるのかなとか、思いました。
2012.06.06 00:18 | URL | #- [edit]
koburii says..."Re: No title"
>Bookworm さん。

こんにちは。一人旅好きです。でも確かに海外(特にアメリカは本当に・・)交通手段が問題なので、大都市に住んでいる時だけですね。すぐ空港やアムトラックに乗れるような。
旅行記事。書くと本当びっくりしますよ。やはりかなり忘れます笑。写真で記憶しているつもりでも、ジャーナル読み返すと「え?そうだったっけ?」みたいな。Bookworm さんもいろいろ出かけられてるし、面白いジャーナルが出来上がりそうだから、書かないと勿体ない!
2012.06.27 12:56 | URL | #- [edit]

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