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Book No.160

Title: : Loving What Is: Four Questions That Can Change Your Life
Author: Byron Katie
Publication date: March, 2002

7時間弱のオーディオブックです。かなりパワフルで良い本だったので、お正月からまるまる2回聴いた。

when I heard the story “People should be more loving,” the question would arise in me “Can I absolutely know that that's true? Can I really know for myself, within myself, that people should be more loving? Even if the whole world tells me so, is it really true?” And to my amazement, when I listened within myself, I saw that the world is what it is—nothing more, nothing less. Where reality is concerned, there is no “what should be.” There is only “what is,” just the way it is, right now.

セルフヘルプ本ですが、”願望実現もの”ではなく、悩みや憎しみや怒りや不安を取る種類の本で、それも取ってくれるというよりは「現実を受け入れよう」みたいな本です。

現実と言っても、わたしはたちはすぐいらなくあれこれストーリーをくっつけてしまい、そのストーリーをあたかも現実かのように受け止めているので、そこに気づくことがまず一歩。

ステップは、「Judge your neighbor」「 Write it down 」「Ask four questions」「 Turn it around」の4段階。3番目に登場する「4つの質問」とは、『Is it true?』『Can you absolutely know its true?』『How do you react when you think that though?』『Who would you be without the though?』です。

まずあなたの悩みの種をつくっている人(毒親、勉強しない子供、感謝しない義親、浮気性の、または稼ぎの悪い夫、騒がしい隣人、セクハラ上司など)を、心のかぎり思いっきりジャッジし(ここで遠慮しては始まらないので、良い子にならず素直に不満を全て吐き出す)、それを書き出し、4つの質問をし、主語を変えたり、真逆にしてみたりします。

例えば、生活が苦しくて、稼ぎの悪い夫に不満があったとする。その不満の元を辿れば「夫はきちんと稼いで妻子を養うべき、または守るべき」というあなたの理想や思い込み、社会通念がある。それは本当に本当に真実なのか。本当に、夫というものは妻子を養い、守るべきなのか。著者は厳しくこの「IS IT TRUE?」を問いかけてきます。なぜならその神話こそがあなたを苦しめる諸悪の根源だからです。

「夫はきちんと稼いで妻子を養い安心させるべき」という考えがあり、しかし現実はそうでない時、あなたの心の状態はどうか。イライラしたり、他にあたったり、もっとネガティブな考えに行き着くはず。つまりその理想論は、「あなたにとっては」百害あって一理なし、有害なのです。そして、ひっくり返したり主語を変えてみる。「夫は妻子を養うべきではない」とか、「私は夫子供を養うべきだ」みたいに。このバリエーションもいろいろ紹介されている。

浮気をする夫、言うことを聞かない子供、毒親、セクハラ上司、全て、今あなたが苦しんでいるのは、あなたが理想からものを見ているからで、それは神話であり、現実はそうではない。神話は捨て、現実を受け入れれば、大抵物事はもっと簡単なのだと著者は言う。

Reality is always kinder than the story we tell about it.

You are what exists before all stories.


「人生の意味が分らない」と悩む人は、人生に意味があるべきだと思い込んでいるし、「幸せでない」と悩んでいる人も、人生は幸せであるべきだと思い込んでいる。著者は全てに同じ問いを投げかける。「IS IT TRUE?」。その神話こそが、私たちを苦しめているのではないかと。

オーディオ版ではワークショップでのやり取りが録音されていて、中には泣き、引きつけでしゃべれない人もいる。それでも会場からも笑いが多く、楽しい感じで進みます。この感覚は活字では伝わらないと思うので、やはりオーディオブックがおすすめです。かなり深刻な悩みも多く、時々この著者が「キツいなー」と感じることも多かった。でもやはり逆で、下手な同情が一番本人に取って良くないんでしょう。

著者の「IS IT TRUE?」と言う台詞が、厳しく優しく耳に残ります。英語も、著者は非常にクリアにゆっくり話すのでまことに聞きやすい。私はキンドルに入れて、寝る前に聞いていたのだが、どんどん目が冴えてしまい大変だった。

著者のホームページでも、ワークの流れが掴めます。
http://www.thework.com/index.php
ワークはこんな感じ。


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