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165冊目:Tell the Wolves I'm Home

Book No.165
Title: Tell the Wolves I'm Home
Author: Carol Rifka Brunt
Publication date: June 19,2012
Pages: 368 pages

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Tell the Wolves I'm Home読み終わりました。本の表紙も変わっていてちょっとお気に入りなのですが、内容もさくさく読めちゃうし面白かった。

舞台は1986年のニューヨーク。主人公は14歳の少女Juneで、彼女と彼女の叔父さんFinnと、その叔父さんのイギリス人の彼氏Toby、そしてJuneの姉のGreta、そしてFinn叔父さんの姉(つまりJuneのお母さん)が主な登場人物です。

本の最初からFinn叔父さんはエイズに感染していて、間もなく亡くなります。時代は1986年。まだみんなエイズの知識が曖昧で、風評被害もあった頃です(でも病気がテーマの話ではありません)。
Finn叔父さんは名のある画家で、最後にJuneとGretaをモデルに肖像画を描きました。この絵の題名が、本のタイトルでもある"Tell the Wolves I'm Home"なのです。Finn叔父さんは、なぜこんな奇妙な名前を絵につけたのでしょうか。

そして、Finn叔父さんにエイズをうつした張本人であると、Juneのお母さんとお姉さんから目の敵にされているTobyですが、なぜかJuneに接触してきます。JuneもだんだんTobyと打ち解けていきますが、これがもちろんトラブルの種となります。

お姉さんとの確執、叔父さんと叔父さんのボーイフレンドとエイズ、母親との関係。少女から大人に変わる時。秘密の森、暗闇にひそむウルフ、そして嫉妬、怒り、恐怖心。

お姉さんの冷たさ&執拗に誘うパーティーと、この絵と、森とウルフと、つながりが見えそうで見えない感じが絶妙でよかったです。まあなんとなく予想はつきはしますけど、それでも最後まで飽きずに夢中になれる本です。
英語も難しくありません。YAカテゴリーでもいいかな?というレベル。

ちなみに主人公とFinn叔父さんのお気に入りの場所ということで、何度も登場する美術館がこちら。
The Cloisters Museum 中世美術館
私も去年行って気に入り、何度か通っている場所です。
本を読んだらまた行きたくなったではないですか。

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