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読書メモ:" The Dinner"

2013年04月19日

タイムズのレビューで気になっていた Herman Kochの "The Dinner"を読み始める。

舞台はオランダ。アムスの小洒落たレストラン。登場人物は2組の夫婦。

この4人のディナーでの会話というか出来事がメインストリームとなっている小説。途中もちろん回想や過去の出来事が挟まれる。チャプターも"Aperitif" "Appetizer" "Main Course" "Digestif"とメニューのようにわかれていて面白い。

男同士は兄弟。一人は冴えない中年男といった感じですが(彼がナレーター)、もう一人は有名な政治家でプライムミニスター候補とも囁かれている大物。

とりあえず今読んでいるあたりまでは、本当に何も起きない。"Aperitif"と"Appetizer"を読み終えたのですが、主に映画の話とか、ナレーターの男のちょっとひねくれた人間観察などが語られている。このナレーターの男の面倒くさい感じがなかなか楽しい。料理が運ばれて「〇〇でございます」と出されると、口には出さないけれど「知ってるよ、俺が頼んだから」と胸の中で悪態をつくタイプ。

二組の夫婦には、共通して15歳の息子がいる。この息子二人が何かやらかしたらしいのです。でもなかなか話の本題には入りそうもない。本題はメインコースの章のお楽しみでしょうね。この章だけ断トツに長いし。

もともとオランダ語を英語に翻訳しているので、難しい単語も使われておらず、すごく読みやすいです。

何も起こらないのに、不思議と読み止らない。

私もメインは明日のお楽しみにして、今日は寝ます。



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