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読書メモ:" The Sense of an Ending"

2013年05月02日

Julian Barnesの"The Sense of an Ending"にとりかかる。

2〜3年前のブッカー賞受賞作ですね。ブッカー賞はちょっと難しそうな作品が選ばれるので全然読まないんですけど(イギリス人の患者と小さきものたちの神はむか〜し昔に日本語で読んだ記憶が・・)、こちらは洋書系ブログでも読まれている方が多いので大丈夫かなと。

作者Julian Barnes氏は、過去にも何度かブッカー賞のショートリストまで残っています。現在67歳。こちらは彼の11作目、65歳の時の作品です。

週末からまた移動でホテル暮らしに入るため、その前にさくっと読めそうな薄めの本を探してこちらになったのだけれど、、、読み始めると味わい深い文章が多くてページをめくる手が思わず止ってしまう。ゆっくりじっくり読む本ですかねこちらは。

主人公は初老の男。いいですよね初老もの。過去を振り返るとなると、後悔、分析、懺悔、秘密など、素敵なキーワードが思わず並びます。

最初は典型的なcoming-of-age storyで、そんなに面白くないんです。主人公Tonyは秀才タイプなのか、他の仲間よりはものを考えていそうだけど特出するほどではない。そこにAdrianという天才肌の少年が加わる。先生ですら一目置くこの青年にTonyは羨望と嫉妬が入り交じった特別な感情を持っているようですが、誰よりも彼を理解しているようでもあります。ここに入り込んでくる影のある女Veronica。VeronicaはTonyの女。始めはね。。そして、50ページあたりで何とも言えない事件が起き、ここから俄然面白くなっていきます。主人公は感情や涙に走らず落ち着いたトーンで一貫しています。冷静過ぎるくらいです。

小説はこの少年時代が描かれた短めのパート1と、40年後の老人になった現在のパート2にわかれています。パート2では老人となった主人公の元に、昔1度だけ会ったVeronicaの母親からの遺言が届く。なにゆえに?ですよ。そしてそれは非常に興味深いものです。それから連鎖したVeronicaとの再開。うへえ。
・・・と今この辺なんですけどね。興味深いですがこの辺にしてもう寝ます。

春を飛び越え、夏の気配。
日差しが強くて日焼けしちゃったよ。
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