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サージェント展

2014年05月07日

DSC00858.jpg年初めの頃だったでしょうか。
mfaで特別展示されていたサージェントの水彩画展(John Singer Sargent Watercolors)に行きました。年に数回ある入場料無料の日に行きましたが、もう二度と無料日には行かない!すごい混んでるです。普段(平日)はガラガラでとても快適な美術館だけにショックをうけた。

サージェントと言えば有名な作品は"Portrait of Madame X"です。このマダムXは既婚女性を官能的に描きすぎたと当時サロンで大騒ぎになった作品です。

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マダムXはニューヨークのMETにあるので私も何度も見ましたが、別におっぱい出してるとか寝そべっているとかそんなんじゃないんですね。

フォーマルなブラックドレスを着て静かにポーズを取っているだけで。でも暗闇に浮かび上がる陶器のような青みがかった肌、うなじ、赤くそまった耳、もじもじした感じ、静かな絵であるにもかかわらず、とても色っぽい絵であることは確かです。

サージェントはもともとヨーロッパ生まれで、ヨーロッパで活動していた画家ですが、両親はアメリカ人(サージェントもアメリカ国籍)ということもあり、特にボストンには何度も訪れてあれこれお仕事されたようです。mfaやパブリックライブラリーの壁画や天井画などもサージェントが手がけています。

そのサージェント作品で充実しているmfaが、新春まで開催していたのが今回の水彩画展で、サージェントは水彩もとても人気があり、その数も油彩を遥かに上回ります。

jss.jpgWashやWet-in-Wetなどシンプルな技法でも、力強さを感じるのはその色使いでしょうか。

ヨーロッパらしい青の美しさが目を奪い、特にベネチアでの一連の作品は素晴らしいです。肖像画とは打って変わって、動きのある、荒々しさもあるベニスの運河は、私が旅行した時の印象ととてもマッチします。ベニスの風景画って静かなものが多いですが、実際は生活のための用水路ですからもっと生き生きと生活感もある。そんな雰囲気をよく捕らえています。


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サージェントは、mfaの近くにあるもうひとつのこじんまりした Isabella Stewart Gardnerミュージアムにも良い作品が揃っています。この話はまた今度。


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