Book No.32

Tite: The Curious Incident of the Dog in the Night-Time
Author: Mark Haddon
Publisher: Vintage (2004)
Paperback: 240 pages

今月4冊目の本です。オリジナルはイギリスで2003年発売。
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Prime numbers are what is left when you have taken all the patterns away. I think prime numbers are like life. They are very logical but you could never work out the rules, even if you spent all your time thinking about them.(pg.14)

15歳の少年Christopherは、数学に強いが人とのコミュニケーション障害を抱えている(映画レインマンに出てくるダスティホフマンみたいな感じ。自閉症)。母親は数年前に心臓発作で他界、父親と二人で暮らしている。

ある日、近所の犬Wellingtonが、フォークで刺されて殺されているのを発見する。犯人と間違われて警察に連れていかれたChristopherは、大好きなシャーロックホームズのように、自分が真犯人を見つけ出し、本を書こうと思い立つ。

しかし近所を嗅ぎまわっている間に、思いもよらない新事実が次から次へと出てくる。数字や時間には強いが、空間や地理的感覚に弱いChristopherは、近所から出たことも、駅の場所すら分からないが、一人ロンドンに向かうこととなる・・・

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推理小説と一般小説の中間のような話で、非常に楽しく読めた。また自閉症の人は、”普通の人と感じ方が違うが、人とのコミュニケーションが難しく、特に言葉による意思疎通が困難”とされている。Christopherは本を書くことで、彼の感じ方を伝えている。

とても人気のある本なので、リーディングガイドやディズカッションボードも探すとたくさん出てきます。また難しい表現が出てこない大変読みやすい本です。

作者のインタビュー記事で興味深い箇所を載せておきます。"Also and this has become something very important to me it's not just a book about disability. Obviously, on some level it is, but on another level, and this is a level that I think only perhaps adults will get, it's a book about books, about what you can do with words and what it means to communicate with someone in a book."

My Rating : 4 out of 5
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