無駄に忙しくて、お正月映画を全然見に行けない!しかも終わってる!かろうじてこちらは上映中でした。

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Into the Woods / イントゥザウッズ(2014)
監督:ロブ・マーシャル
出演:メリル・ストリープ、エミリー・ブラント、クリス・パイン、ジョニー・デップ他

Frozen(アナと雪の女王)を代表として、古典的なハッピーエンディングをぶち壊しにかかっている最近のディズニー映画。「白馬に乗った王子様が現れてめでたしめでたし」では終わらないことを、近頃の子供たちはみんなちゃんと知ってますもんね。かといって浮気されるシンデレラとか、やっぱり見たくないような・・

上映中ずっと、これって昔流行ったヨースタイン・ゴルデルの本、「ソフィーの世界(1991)」のマネか?と思っていましたが、オリジナルはもっと早い1986年のミュージカルだそうです。

物語の始まりは、おとぎ話ではおなじみの「子供のいない夫婦」です。

パン屋で、子供が欲しい夫婦は赤ちゃんが出来ない理由が魔女の呪いだとわかるの。その呪いをとくために、魔女が指示した
1)ミルクのように白い牛、
2)血のように真っ赤なケープ、
3)コーンのように黄色い髪の毛、
4)ゴールドのようにピュアな靴を、3日後の月の光がまだある間に森で集めなければならない。

そんな無茶なという話なんだけど、
牛を売りに行かなければならないジャック(豆の木)と、おばあさんの家に向う赤ずきんちゃんと、お城に向うシンデレラが、偶然同じタイミングで森に入ります。わくわく。
さていろいろドタバタと起こりつつも、みんながそれぞれハッピーエンドを見つけ、めでたしめでたしとなります。そして物語は・・・終わらない。
実はお話はここからなわけです。

シンデレラは王子様と結婚したからって幸せにはなれないし、赤ずきんちゃんもジャックも、それぞれ大人になる試練が待っている。パン屋の夫婦にしても、子供が出来ておしまいではもちろんない。

ハッピーエンドどころか、何が善で何が悪か、親が与えた価値観ごと疑え。フェアリーテイルは夢物語ではなく、大人になる長く暗いトンネル、夜の森なのだ。
アナと雪の女王のような、古典的なハッピーエンドではなくともみんなが大満足の映画とは違い、こちらは小さい子供には不向きだと思う。大人の方が楽しめると思います。ちなみにミュージカルです。

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