[映画] The Imitation Game 戦争とコンピューター

先日誘われて室内クライミングに挑戦してみたのですが・・・・全身筋肉痛でアタタタ・・状態です。日常生活が普通に送れないってどんなですか。こんな全身運動だとは!

imtationgame.jpg

The Imitation Game
制作 2014年
監督:モーテン・ティルドゥム

これプラザホテルの裏のパリスシアターではなんとまだ上演されてました。暗号全般、クロスワードも苦手な私としてはでどうかな?とは思いましたが普通に楽しめました。

ベネディクト・カンバーバッチ演ずるアラン・チューリングは、数学者で、コンピューター計算機の基礎理論を作り上げた人です。第二次世界大戦中、ドイツナチスの絶対破れないといわれていた軍事暗号の解読に成功した方。

ナチスが使用していた軍事用暗号機エグニマの解読は、難しいというよりも"unbreakable"。
エグニマによる暗号を破るには、暗号ルールのキーを見つけなければならないわけだけど、それは”One hundred fifty nine million million million"、つまり159000000000000000000通りもあるわけです。しかもこのキーは数時間置きに変わってしまい、時間までに見つけられなければまた一から取り組まねばならず、つまり人間の手ではどうあがいても無理なのね。


マシーンにはマシーンで対抗するしかないと、人間の手による解読にさっさと見切りをつけたチューリングは、何度も挫折しながら、コンピュータの存在しない時代に、自らの手で電子計算コンピューターを作ります。

テレビですら一般に普及されていない時代です。
チューリングはマシーンが自ら考える(人間と同じではないけれど)能力を持ち、人の限界を突き抜けてくれることを信じてるの。今の時代ですら「機械なんて」と信じない人もいるのに、まだ姿形もない時代にねえ。

暗号という秘密に、チューリングの個人的秘密が交わります。この二つの秘密がもっと上手く絡まると面白かったようにも思うけど、まあ伝記だし仕方ないか(元本は”Alan Turing:The Enigma”)。史実を元にはしているけれど、もちろんフィクションですので、作られた部分もあるでしょうが。

キーラが演じるはジョアン・クラークさん。当時男性だけがカレッジディグリーを取れる時代に数学者として頭角を現すわけですから、彼女もまた「普通と違う」人なのね。二人がどういう形であれ引かれあうのも自然というか必然ですね。
あと「ゲームオブスローンズ」でおなじみの チャールズ・ダンスも出演してるんだけど、彼の行動が一貫性がなさすぎて気になった。あれだけの予算を与えておいて、完成に何年も待って、出来上がると邪魔するとかありえないだろう。

ラストは哀しいのです。政府もこんなめちゃくちゃ優秀な人を、まったく関係ないくだらない理由でダメにしちゃうってどういうことよ。あれだけの頭脳なんだから、その他大勢とは違うわそりゃ。


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*国内外問わず、夫の仕事の関係で引越しばかりしている40代の主婦(子供なし)です。最近は海外ばかりでいい加減日本に帰りたいです。
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*読書や映画の感想を時々書いてます。

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