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[映画] A Coffee in Berlin コーヒー・イン・ベルリン

数年前にドイツで人気のあった映画だそうですね。

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A Coffee in Berlin コーヒー・イン・ベルリン
(2012年)
監督:ヤン・オーレ・ゲルスター
制作:ドイツ

モノクロでジャズィーな映画です。まだどこにも居場所を見つけられないモラトリアムな青年が、ベルリンの町で過ごす一日。時にしんみり、でも全体的にシリアスにならないようコメディのエッセンスで溢れています。これといった内容はないのに、観賞後に線香花火のような余韻を残す映画です。

まだ幼さも残るベルリンの青年二コが主人公です。
ロースクールを2年前にドロップアウトしていながらも、まだそれを父親にも言えず、大学の仕送りで特にすることもなく考え事をしたり、女の子とデートしたりして暮らしている二コ。

自分に優しく生きる草食系青年と言われてしまいそうな二コですが、その分素直で、我慢して生きている周りの大人達の意地悪や詮索にはうんざりしています。
そして時々、孤独で図々しくない老人とだけ、何かを通わせることが出来るみたい。

コーヒーインベルリンと言うタイトルでありながら、二コはなかなかコーヒーが飲めないの。自販機は故障中、ポットは空、手持ちのお金が足りない、あらゆる理由でコーヒーにありつけない。誰か二コにコーヒー入れてやれや!とニート主婦発狂寸前。

今時のベルリンの街がモノクロで映され、トラムや自転車やカフェ、工場、バー、戦争を引きずっている老人、チンピラなど、普段着のドイツの姿に合える。そしてどこにでもいそうな二十代の青年の、小さな日常。二コが明日はどこへ行くのかすらわからないけれど、美味しいコーヒーが飲めますように。

ちなみに邦題は「コーヒーをめぐる冒険」だそうです。これだと行き過ぎというか、コーヒーがメインになり過ぎて違うような。シンプルに「コーヒー・イン・ベルリン」でいいと思うんだけどなー。ダメなのかしら。

週末は移動だー。かったるーい。

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Category : 映画
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