過ぎ去りしdays

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216冊目 It's Not About the Broccoli:Three Habits to Teach Your Kids for a Lifetime of Healthy Eating

尾骨の問題でしばらく動けなかったからか体調悪いです。だからというわけではないけれどヘルシー系のさくっと読めるノンフィクションです。

Dina Rose


Title: It's Not About the Broccoli
Author: Dina Rose
Publisher: Perigee Books
Date: January 7, 2014
Format: Paperback
Pages: 272 pages

アメリカ人の肥満問題と食のお粗末さは有名ではありますが、それでも最近は朝のテレビを見ていても、雑誌をめくっても、「正しい食」や「ヘルシーな料理」の話題で盛り上がっているように思います。そしてスリムな人も普通にたくさんいる(特に大都市の車社会じゃないエリアでは肥満は少ない)。

一方でちょっと郊外に行くと「若いころからこんなに太っちゃって大丈夫なんだろうか?」と思わせる人もやっぱり多いし、スーパーに行けば半年くらい山ごもりでもするんですか?と聞きたくなるほど買い込んでいる人だらけで怖くなる。

社会学者である著者の母親は、体重が300パウンド(140キロくらい?)もあり、若くして亡くなってしまったそうです。著者は母親を亡くした時に妊娠中だったこともあり、子供のために正しい食習慣を考えたそうです。
本のメインテーマでもあるのがアメリカ人が陥る罠の一つ、「栄養神話」の弊害。プロテインやファイバー、ホールグレインなど、一日あれが何g必要、これが何gという知識だけが先走っていて、だからプロテイン〇〇g、とかホールグレイン〇〇gと書いてある冷凍食品や箱スナック、加工肉をついつい買ってしまう。

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こういうのですね。
「お前も買ってるじゃん」
という突っ込みは無しでひとつ。




栄養の数値に踊らされ、お腹を空かせた子供達に「プロテインたっぷりのナゲット」や、「ホールグレインのスナックやピザ」を与えるというわけです。栄養だけを考えると、食が貧しくなるという結果に。

When parents focus solely on nutrition, their kids - surprisingly - eat poorly. But when families shift their emphasis to behaviors - the skills and habits kids are taught - they learn to eat right.


そうではなく、食を全体としてとらえ、バランスよく食べること。冷凍ナゲットのように、お決まりのものを、「プロテイン20g」として摂るのではなく、いろいろなバリエーションで料理すること、楽しむこと、様々な食材を試すこと。合い言葉は"proportion, variety and moderation."

日本人からすると当たり前の内容だと思います。同じメニューを二日続けないとか、はっきり言ってちょっと日本の食卓とは次元が違い過ぎる話のようにも感じましたが、でもまさにそれこそ「食は習慣」だからでしょうか。

どうやって正しい食習慣や食の知識を子供達に与えるかという本ではあるのですが、それにはまず親本人が正さなければなりません。でもアメリカ人でこの手の本を読むのは、本来必要がない人ばかりなのですよね。必要な人は読まないという。

尾骨はかなり回復中。来週は気温が最低でもマイナスにはならないようだし、いよいよ春かしら。もうあっちこっち行きたくて体がムズムズしてます。寒い時期に籠って内職やらシャドーイングやらはかどったのは良かったと思うけれど、もう限界です。
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