過ぎ去りしdays
夫婦2人家族、引っ越し妻、海外生活うん年目。いい加減日本に帰りたい・・。
223冊目 Blue Asylum
これから年末年始まで、イベントも多いし気候もいいし、やりたいことがたくさん!
ちょっと内職を減らして楽しもうと思う。もちろん読書もその一つです。

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Title: Blue Asylum
Author: Kathy Hepinstall
Publisher: Houghton Mifflin Harcourt
Publication date: April 10, 2012(hardcover ) / April 9, 2013(paperback)
ISBN-13: 978-0544002227
Format: paperback
Pages: 288 pages

"How do you know when someone's crazy?"


Asylumとは広い意味で保護所のことを指します。先月の頭頃だったでしょうか、テレビを見ていたらシリアの難民問題で何度か"Asylum Seeker"という単語が。Refugee(避難民)になる手前、避難所を求めて彷徨っている状態の人達をそう呼ぶみたいですね。

で、この小説でのAsylumはメンタルな病気を抱える人の保護施設。つまり精神病院です。
舞台はシビル・ウォー時代のバージニア&フロリダ。バージニアで大規模な農園を運営している夫を持つ若き奥様の Iris Dunleavyが主人公。旦那さんは奴隷も大勢抱えていて、その扱いにIris は疑問を持っています。奴隷制度にたいしてたびたび意見の衝突があり、 Iris の反抗的な言動に業を煮やした旦那さんは Irisを保護施設、メンタル・ホスピタルに送ります。時代的なものではありますが、夫に反抗すると病院に送られるなんて・・・。

保護施設はフロリダの島にあり、穏やかな気候とパームツリーで暢気そうなんですが、病院内はIris にとって地獄です。施設を仕切っているDr. Cowellは、治療と称して虐待しているし(本人は悪気無し)、世話係の女性は家柄のいいIrisに最初から敵意むき出しで意地悪をしてきます。

そんな中Iris は、ドクターの息子Wendellや、戦争帰りの青年Ambroseと親しくなっていきます。Ambroseは脆さと狂気を同時に持つ不安定な青年で、Irisは最初から彼に興味を持ちます。

病院内での出来事、他の患者との絡みやドクターとの衝突、そして地元で起きたことなどが混ざりながら進んで行きます。それほど大きな事件は起きず、淡々とした印象の本ではありますが不思議に魅了されます。癒しと救済と恋の物語です。もうちょっとダークな方が好みではありますが、乾いた風が吹き始める秋風の中で読むにはちょうどよい読み物でした。

ちなみに今日のセントラルパーク。
紅葉が一番見ごろとなるのはNYCマラソンの頃なのでもうちょっと。
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Author:koburii
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*国内外問わず、夫の仕事の関係で引越しばかりしている40代の主婦(子供なし)です。最近は海外ばかりでいい加減日本に帰りたいです。
*すぐ引っ越すので知り合いが出来にくい/単独行動/インドア派、と引きこもり要素たっぷりではありすが、前向きに楽しみを見つけながら暮らしていければと思っています。
*読書や映画の感想を時々書いてます。



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